Stage1. 成形ができるようになる
今回の目標
- 成形ができるようになる!
というわけで、今回は成形が最低限できるようになるための手順を紹介していこうと思います。最低限とはいえとっても汎用性が高くて優秀で、中には今後のStageにたくさん登場するものもあります。お楽しみに!
あ、そうそう。手元には揃えてあるSquare-1を用意してくださいね。それでは始めましょう!
※Stage1に関しては、ふっかさんのスクエア1中級解法パート6「汎用性の高い成形」https://f2u0k3k2ablog.blogspot.com/2019/06/blog-post_9.html を大いに、というより全面的に参考にしております。内容的には同じです。この場を借りてお礼申し上げます。
1. Kite/Kite
最重要の成形です。魂に叩き込みましょう。揃う直前は必ずこの形になります。
ちなみにU面もD面も同じ形になっていると思いますが、この形をKiteと言います。凧ですね。
さてこんな感じでどんどんいきましょう〜
2. Kite/Scallop & Scallop/Kite
Scramble: 1,-1/0,3/2,1/
Alg1: /-2,-1/0,-3/
Alg2: /1,2/0,3/
Scallop/Kite
Alg1: /-2,-1/-3,0/
最重要の成形です(2つ目)。さっきのはネタですがこれはガチです。
これは本当に重要なので、指で覚えてください。一生使い倒します。
指使いを文章で説明しようと思ったら煩雑になってしまったので割愛します。わからない方は遠慮なくTwitterの方へ聞きにきてください(@fall_cross)。
あ、ちなみにこのKiteじゃないほうの形はScallopって言います。ホタテです。可愛いですね。
あ、一応大事な話をしておきます。これ別に(6,6)の位置からでも処理できるし、してもいいんですが、上で紹介してないのは単純に私が覚えていないからです(許せねぇ)。
流石に不親切なので、一応書いておきますね。(6,6)した位置から回したいときは、手順の時計回り反時計回りを全て反転させればいいです。つまりこう。
Kite/Scallop
Scramble: 1,-1/0,3/2,1/6,6
Alg1: /2,1/0,3/
Alg2: /-1,-2/0,-3/
Scallop/Kite
Alg1: /2,1/3,0/
今後は面倒なので書きませんが、参考までにどうぞ。
3. 5-1/Paired Edges
Scramble: 1,-1/0,3/2,1/3,-2/
お手元のSquare-1をご確認ください。U面にエッジが5個と1個に分かれてる形がありますよね? これを5-1と言います。味気ない名前ですねー
5-1が含まれる成形は3つあって、これからその3つをお勉強していきます。
「げー、3つもあるのか」と思った方、ご安心ください。
全て、Kite/Scallopに帰着させるのが最短ルートです。
その持ってる位置でスライスしてください。Kite/Scallopになります。以上です。あとはKite/Scallopの手順を回しましょう。U面とD面が逆の場合、すなわち Paired Edges/5-1だった場合も同様に処理しましょう。
ちなみに5-1は左右対称系もありますが、関係ありません。同じ処理です。
言い忘れてましたが、D面の形はPaired Edgesと言います。ペアになってるエッジで、Paired Edges。わかりやすいですね!
4. 5-1/Perpendicular Edges
Scramble: 1,-1/0,3/2,1/0,-4/ところで、5-1じゃない方の面の名前はPerpendicular Edgesです。長い。ちなみにperpendicularとは垂直という意味です。
5. 5-1/Parallel Edges
Scramble: 1,-1/0,3/2,1/0,-4/-3,0/
これは先ほどの2つとは少し違います。1手多いです。
目の前のSquare-1を、その位置でスライスしてみましょう。すると、5-1/Perpendicular Edgesになります。そこからは先ほどやった通り、Kite/Scallopにして処理しましょう。
これで5-1が含まれる成形は全てできるようになりました! お疲れ様でした!
さてこの時点で、「知らない成形が出てきたらとりあえず5-1を作りさえすれば成形できる」という状態になりました。
しかしながら、5-1が作りにくいケースが存在します。見てもらえばわかるのですが、孤立しているエッジがない成形だと、5-1を含む形に非常にしにくいです。
というわけでそれの対策として1つ手順を追加します。
6. Scallop/Scallop
Scramble: /3,3/-1,-2/
Scallopくん大活躍ですね。というわけでこれは指で覚え……なくてもわかりやすい手順なので、指に刻むのは慣れてきたらでいいです。
さて、解説をしましょう。お手元のSquare-1をご覧ください。この位置からスライスして、ホタテ貝を割りましょう。もちろん、(6,6)した位置からでもいいですよ。
スライスしてみると、またもやU面とD面が同じ形になります。樽みたいな形なのでBarrelと呼ばれるのですが、これは次回やります。
Barrel/Barrelが垂直に交わるようにしてください。(1,2)か(-2,-1)が速いでしょう。そこでスライスすると、最重要成形のKite/Kiteになります!
以上により、「基本5-1を片面に作ることを目指して、孤立したエッジがないときはScallop/Scallopを目指す」ことで一通り成形ができるようになります。平均20秒くらいまではこれでいけます(実体験)。
しかしながら、この成形でもやりづらいケースは存在します。そういった成形に対抗するための手順をStage2では追加していきます。お楽しみに!
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